澤口さんが育てる鶏の卵をいただきに伺ってきました。
 ■放し飼い有精卵 みくるべたまご

山に囲まれた静かな集落で、

鶏たちは土をつつき、

風を受けながらのんびり暮らしています。

卵をいただきに行ったはずなのに、

気付けば森を歩き、

湧水を見て、

土を掘り、

結局いつものように寄り道ばかりです。

シアモノイでは、このみくるべたまごを料理に使わせていただいています。

そして実は、コースでご用意している軍鶏を包んで焼く土も、この三廻部の森からいただいたもの。

料理に使う食材だけでなく、

その土地の水や土や空気までも少し分けてもらっているような気がしています。

レストランでお出しする料理は、お皿の上だけで完結するものではなく、

山のこと、

川のこと、

海のこと、

そしてそこに暮らす人たちのこと。

そんな背景まで一緒に届けられたらと思っています。

最後の写真は、黙々と土を掘る石井ムマさん。

卵をもらいに来たのか、

土をもらいに来たのか、

途中からよく分からなくなっていました。